みなさんこんにちは
ニューロフィードバックセラピストです^^
今回からは、いざニューロフィードバックセラピーの内容、その中身をお話させていただこうと思います。
と、その前に、
「ニューロフィードバック」そもそもこの言葉をお耳にしたことのある方は、かなり少ないのではと思います。「ニューロフィードバック」で検索すると、「怪しい」「効果 なし」などもセットで出てきてしまうようです。このセラピー自体に懐疑心を持つ方が多くいらっしゃるのもまた事実でしょう。
聞いたこともない怪しい心理療法のままでは、ニューロフィードバック普及への道ははるか遠く、私もいんちきセラピストになってしまうので、ここで少し研究論文をご紹介しようと思います。
ニューロフィードバックの研究が急速に発達したのは1990年代から、その主な舞台はアメリカでした。
1991年、心的外傷後ストレス障害と診断されたベトナム退役軍人を対象に、ニューロフィードバックグループと通常の治療グループに分け、30カ月の経過観察が行われました。その結果、ニューロフィードバックを行ったグループでは、症状の再発、さらには服薬まで減らすことができたのです。（1991，Peniston,E.G.,＆ Kulkosky,p.J）
その後もADHD、うつ病の患者を対象に、ニューロフィードバックグループと通常の治療グループを比較した研究が行われ、どの研究においてもニューロフィードバックにある程度の効果があることが認められました。
もちろん、ニューロフィードバックはまだまだ新しい心理療法であり、さらに学術的な研究がなされる必要のある分野です。けれどそれは、その効果の真偽を明らかにする、というよりも、どういう方法で行えばどの程度の効果があげられるか、といった研究段階に突入しているといえるでしょう。
今回のブログは本来の目的地までたどりつけませんでした。。。セラピーの中身に入る前に、また次回に続きます→
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