みなさんこんにちは!ニューロフィードバックセラピストです。

 

 今回のブログは私の体験記になります。。。

 

 セラピストの私も、自分で自分の脳波を測ったり、ニューロフィードバックを行ったりしています。脳波についてあれこれお話していますが、いざ自分の脳波を見てみると思う所がたくさんあります。

 なかでも、アルファ波は、目を開けた時と目を閉じたときとであまり差が出ないという課題が。アルファ波はリラックス状態にあるときに出てくる脳波ですから、目を閉じた時にたくさん出てほしいのですが、それがなかなか出てこない、、、

 

 とは言え、まずは自分の心身の状態が良くないと良いセラピーはできません。どうしたものかなぁと思いながら、お昼休みにいつものように自分の脳波を測ってみたら、、アルファ波が良い感じで出ている!という日があったのです。

 

 何か変化があったっけと思いめぐらせ、ふと、そういえば近頃お昼休みに陶板浴をおかりしていたことに気づきました。

 

 (陶板浴は、タイルが埋め込まれた板の上に寝転がるというもので、岩盤浴のイメージに近いです。陶板浴では、「テラヘルツ波」という光と電波の中間の周波数をもつ波が放射されます。テラヘルツ波は、遠赤外線より波長が長いので、より体内の深くに到達し、血流の流れを良くしたり、体温を上げたりすることが期待されます。)

 

 この気づきを得てから、陶板浴で30分くらいぼんやりしてから、ニューロフィードバックを行う、ことをくり返してみました。

 

 すると、かなり頑固だった私のアルファ波が、よく出てくるようになったのです!思えば、最近気が張ってない、身体が少し軽くなっている、そんな自分にも気づきました。

 

 まだ観察対象が自分ひとりなので、はっきりしたことは言えませんが、陶板浴×ニューロフィードバックの組み合わせはかなり良いのでは、、とひそかに感じています。

 また、リラックスした脳波状態を作るには、身体の深部体温を上げる、身体の緊張を緩め、自分の心身を労わる時間を作ることが大切だと、改めて実感しました。

 

 今は、自分自身も良い状態で患者さまをお迎えできるのをとても嬉しく思っています。

 

 そして陶板浴については、当ブログのはじめの方でご紹介していますので、興味を持った方はぜひご一読ください。

 

 

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 たかはしこころのクリニック