初診の方へFirst Visit
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当院は予約制です
電話でご対応しております。
初診の診療時間が1時間を超える場合がございます。その場合、再診の方の診療のために一旦待合室で待機していただき、終わり次第、再度診察室にお呼びする場合がございますので、ご理解、ご了承くださいますようお願いいたします。
ご予約のキャンセルや、予約時間に遅れる場合はお電話でご連絡ください。
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初診時にお持ちいただきたいもの
保険証
お薬手帳・・・服用中のお薬がわかるもの
各種医療受給者証・・・公費負担を受けられている方は、受給者証をお持ちください
紹介状・・・他の医療機関に通院中の方は、紹介状をお持ちください
問診票・・・ホームページからダウンロードして、事前に記入してお持ちいただくと、診察がスムーズになります
検査データ・・・他機関で受けられた検査データや検診の書類などありましたら、お持ちいただければありがたいです
※思春期外来を受診の方は、母子手帳や成績表、他機関で受けられた診断書や心理検査の資料など、ご本人のことがわかるものをお持ちください
患者様へTo Patient
診察状況により多少診察の時間が前後する場合がございます
当院は予約制ですが、診察状況によりお待たせすることがあります。なるべくお待たせしないようにと考えていますが、丁寧な診察を心がけていますので、やむを得ずお待たせする場合がございます。大変心苦しいですが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
診療のご案内Medical
一般外来
こんな症状の方に
不調のサインは、こころの症状としてだけではなく、からだの症状、行動面の症状としても現われることが多いです。下記のような症状でお悩みであれば、当院にご相談ください。
- こころの症状
不眠
- なかなか寝つけない
- すぐに目が覚める、夜中に何度も目が覚める
- 朝早くに目が覚める
- 眠った感じがしない、眠りが浅い
- 夢が多い、悪夢をよく見る
不安
- 息苦しくなる
- 胸がドキドキする、締めつけられる感じがする
- 乗り物に乗れない
- 人込みで苦しくなる
- 喉が詰まった感じがする
- 何度も戸締りや火の元を確認してしまう
うつ
- うっとうしい気分が続く
- やる気が起きない
- 物事を楽しめない、興味が持てない
- 集中力が続かない、頭が回らない
- 自分を責めてしまう、情けなく思う
- 外出したり、人と会うのがおっくうである
- 食欲がない、食べてもおいしくない
情緒の問題
- 些細なことでイライラする、常にイライラしている
- 怒りっぽい、怒りが抑えられない、すぐに爆発してしまう
- 気分の波が激しい
- 自分を傷つけてしまう
- からだの症状
からだの症状のある場合、身体的疾患に原因がある場合もありますが、内科などで検査しても原因が明らかでない症状がみられることがあります。
- すぐに疲れる、からだが怠い
- 頭がすっきりしない、頭が重い・痛い
- 肩が凝る
- 食欲がない、吐き気がする
- お腹が張る・痛い
- 便秘や下痢がよくある
- めまい、耳鳴りがする
- 息苦しい、動悸がする
- 生理が不順、生理にまつわる症状がつらい
- 行動面の症状
- 昼夜逆転になっている
- 食事量が落ちた
- 仕事でミスが増えた
- ぼんやりすることが増えた
- 今までできていたことができない
- 学校や仕事を休む・早退する
- 引きこもるようになった
- 横になっていることが多い
- お金を浪費する
- 飲酒や喫煙が増えた
- 周囲とのトラブルが増えた
- すぐに手が出る
思春期外来
思春期は成長期でもあり、こころとからだが大きく変化していく時期ですし、取り巻く生活環境、人間関係も複雑になっていく時期です。
このため、こころとからだがバランスを崩しやすい時期でもあります。当院は心療内科ですので、こころがしんどくなって来院される方がほとんどですが、多くの方はからだの症状も同時に抱えておられます。
こころはからだという器に納まって存在していますので、こころとからだは切り離して考えることができません。こころがしんどいときは、多くの場合からだという器がぐらぐら揺れています。
からだという土台が揺らいでいれば、中に納まっているこころはなかなか安定しませんし、いくらこころが頑張って困難を乗りきろうと思っていても限界があります。思春期においては、からだをしっかりと立て直さないと、こころは安定して元気にはなれません。こころの問題が、からだの問題に大きく影響を受けている場合が少なからずあるのです。
当院では、こころだけではなく、からだの状態をしっかり評価し、ケアしていくことが、元気を回復していくうえでとても大切であると考えています。こころの症状とからだの症状を一元的に、包括的に診ていくことがとても重要なのです。
当院でとくに重視していることは食事・栄養です。思春期のような成長期においては、普通に食事を摂っていても、こころとからだのバランスが乱れることは珍しくありません。それほど、栄養への要求が高い時期と言えます。
からだを作るのは栄養ですが、実はこころもからだと同じように栄養で養われています。からだが栄養不足になれば、怠さ、疲れやすさ、痛み、気分不良などの症状が出やすくなりますが、こころにも同じことが言えます。こころが栄養不足に陥ると、気分は不安定になりやすく、気持ちも元気に前向きにはなれません。
食事・栄養を見直すことは、こころとからだを立て直していくために不可欠なことです。
当院の思春期外来の治療の特徴
- (1)「こころ-からだ」の土台を整えるのは、①睡眠・休養②食事・栄養③適度な運動と考えています
- (2)食事・栄養や生活習慣を整えることを最重視しています
- (3)こころの整理、ケア、課題の克服のため、心理士との連携を図っています
- (4)家族や学校、関係機関との調整、連携のために、ソーシャルワーカーが関わる場合があります
- (5)向精神薬はなるべく使用しない方針ですが、使用する場合は最小限度にしています
当院の治療の考え方にご理解いただける方は、お気軽にご相談ください。
治療の流れ
- 1
- お電話で診察のご予約をお取りください。
- 2
- 当日は、予約時間の20分ほど前にご来院ください。来院されましたら、受付を済ませ、問診表にご記入いただき、診察までお待ちください。診察の状況によっては、しばらくお待ちいただくことになりますが、ご理解、ご了承ください。
- 3
- 診察を行います。初回の診察で十分な問診が聴取できない場合は、2回にわたる場合があります。
- 4
- 診断、治療を行うにあたって、必要と判断した場合、血液検査や心理検査をご提案します。ご本人が拒否される場合は、無理強いはしません。
- 5
- 問診や検査結果をもとに診立てをお話しし、治療方針をご説明します。
- 6
- 治療同意が得られれば、治療開始となります。
- 7
- 定期的に診察を行います。
診察とカウンセリングを併用される方もいらっしゃいます。
ご留意事項
- ・当院の思春期外来は、中学生以降の方を対象にしています。
- ・初診時に、母子手帳、他機関で受けられました血液検査や心理検査のデータなどがありましたら、ご持参ください。
- ・受診の際は、保護者の方とご来院ください。
心理検査・カウンセリング
当院では、臨床心理士による心理検査、カウンセリングを行っています。
心理検査は、ご自身の特性や現在のこころの状態をより客観的に知ることで、今後の生活、人生に活かしていただくことを目的としています。心理検査は保険が適用されますが、カウンセリングは自費となります。