陶板浴について、最後は当院の看護師さんからのコメントです(^^)。
はじめて陶板浴を経験した時、なんてお手軽な『温活』でしょう!!と大変感動しました。
サウナや岩盤浴のように、汗をかかないので、服を着たまま横になり、ただただリラックスするだけ。。。(私は仰向けで、ヨガのシャバーサナ=屍のポーズがお気に入りです♪)とても便利で簡単なのに、私の抱える数々の身体の不調に効果があるのでは、と思えたからです。
それはなぜか...?それは体温が1度上がるだけで、私たちの身体にとってたくさんメリットがあるからです。
私たち現代人は生活習慣や食生活の変化により、昔の人よりも体温が低くなっているそうです。『低体温』が原因の不調には、風邪を引き易い、手足が冷える、むくみやすい、生理不順、太りやすく痩せにくい(´;ω;`)、肌荒れや髪のハリ艶のなさ、胃腸の具合が悪い、などなど女性にとって大敵だらけなのです(^^;。
体温は36.5度前後で保つのが理想のようですが、忙しい日常の中で継続して運動をしたり、温活に適した食事を毎日摂るのはなかなか難しいので、この陶板浴は私にとって、本当に心強い味方です。
また、体温が1度上がることにより、免疫力もUPするとのこと。昨今の新型コロナウイルスの感染予防対策として、コロナに負けない体づくりにも、この陶板浴は一役買ってくれるのではと期待をしています。
ありがとうございます(^^)。
「温活」という観点からコメントをいただきました。「冷え」は女性によくみられますが、最近は男性の方にもみられるようになっています。
「冷え」は循環、代謝を落としますので、様々な不調の要因になります。これは単にからだの不調だけではなく、こころの不調においてもそうです。
こころとからだは切り離せませんので、からだの不調は即こころの不調につながります。こころとからだは、神経やホルモン、サイトカインなどで連絡しあっているからです。
とくにうつの人は、気の流れが滞っているか、乱れているかしている方が多いので、気の流れを整える意味でも、からだの循環を整えることは有用だと思います。
陶板浴は、心療内科的には、こころの不調をからだを整えることによって改善していくアプローチといっていいでしょう。
消耗しているとき、自律神経が乱れて情動が落ち着かないときに、頓用的に利用するのもいいですが、やはりある程度継続的に利用した方が効果は上がると思います。
穏やかに自己治癒力を回復してくれるツールとして、陶板浴はとても心地よい存在です(^^)。
JR尼崎駅南側徒歩3分 心療内科・精神科 たかはしこころのクリニック