今回は、陶板浴を体験した当院のスタッフの感想です(^^)。
まずは、心理士さんから感想をいただきました。
陶板浴について、心理士目線で語ってみたいと思います。
心をケアする方法はさまざまなものがありますが、その1つにリラクセーション法があります。
リラクセーション法とは、身体を緩め、不必要な心身の緊張をとる方法のことです。
人はストレス状況に陥ると、知らず知らずのうちに気を張ってしまいます。
すると、心と体はつながっているので、身体にも余計な力が入り、肩が凝ったり頭痛が起こってきたりします(私の実体験です)。
身体の力を抜こうリラックスしようと思うのですが、そう頑張るほど力が抜けない、なんてことも起こってきます。
陶板浴は、あたたかい板の上に寝っ転がるだけで完了です。
なにも頑張る必要はありません。
ただ横になり、心地よいあたたかさをただ感じるだけでいいのです。
あたたかさをぼんや~りと感じていると、忙しい生活の中では浮かんでこないような考えが浮かんでくることがあります。はたまた何も浮かんでこないときもあります。
心理士目線で見ると、この“ただただ今ここの感覚や思考に浸る”という時間も、とっても心のケアに役に立つように思います。
普段の生活の中で人は、他人や世間の評価を気にして、自分の感覚や考えをゆがめてしまうことがどうしても多くなります。生活を送るうえでそのようなことは当然必要なのですが、ときにそうでない時間を持つこともいいかもしれません。
私は陶板浴の上で、ただただ今ここの感覚や思考に浸り、純粋な自分自身をちょっぴり開放しています。
そうして自分自身の感覚や思考を確かめながら、日々の仕事を乗り切っています。
素晴らしい感想、意見ありがとうございます(^^)。
“今ここ”というマインドフルネス、自分自身に戻れる時間、そんな効用も陶板浴にはあるんですね♪
次回は、別のスタッフの感想を掲載させていただきます(^^)。
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